あの世界的に有名な建築家『安藤 忠雄』さんの特別講演会にいってきました。
安藤さんを初めて知ったのは、僕が大阪の建築の専門学校へ行っていた時でした。
コンクリートの打ち放しの建物を数多く手がけられていて、見ていてたのしいです。
独学で建築を学んだ方です。 独学ですよ? 独学。
昔なにかの本で読んだのですが 当時は本を買うお金がなかったので立ち読みで勉強したこともあるそうです。
今は世界中からオファーがある有名な建築家です。
まさかあの安藤さんが新宮市に来るなんて びっくりしました。
講演会はすごくおもしろいお話をされていました。
世界を放浪していたころ、ローマのパルテノン神殿を見たときなにがいいのか理解できなかったので
知識をいれて再度いったのだが、やはりなにがいいのかわからなかった話。
建築を始めた当初、仕事がなかった話。
大阪には緑が少ないと思い、ビルの屋上緑化案を大阪市に持ちかけ相手にされなかった話。
完成されている物より、未完成の物の方が魅力的だとゆう話。
お家を設計したとき予算がないのでお風呂を削ってシャワールームに、その施主に『どうしてもお風呂にゆっくりつかりたい!』といわれ、次の日近所の銭湯を提案。 『ここが自分のお風呂だと思えばいい。』『人は気持ちの持ちようだ。』とゆう話。
地方のお先真っ暗な話。
ダメだと口で言っていてもダメになって行くだけ、ダメになる前に自分になにができるか考えればいいとゆう話。
その他 たくさんいいお話をされていました。
ビルの屋上緑化なんて当時としてはすごい発想だったと思います。
講演会が終わったら日帰りだそうです。
69歳に見えない!パワフル!
サイン会の様子
サインもいただきました。(笑)